ど・みそ×寿製麺よしかわ×SHO「地ハマグリとアサリの特製味噌ララララーメン」すべてのレビュー

全2件のレビュー中 1-2件目


ひろ ・40代/男性

2025年06月15日

あっさり
こってり
薄味
濃い味
細麺
太麺

タイトルの通りとても贅沢なお一品でした!!
贅沢となると、しっかりとした具材で素材の脂を全面に表現されることが比較的多いようにも思っているのですが、今回は、貝のバランス、味噌のバランスでその贅沢を感じてしまいました!!!
正直、貝はあまり得意ではないのですが、貝出汁が存分に出ながらも、心地よいくらい、心躍る感じのお味でした!

味噌も複雑に甘みと香りが重なりながら、決して濃すぎず、絶妙なバランス感!!貝の小袋に茹で汁が入っていますが、味変で途中にスープに投入してみたらこれもまた大満足!
麺は太めぴろぴろですが、これ自体うまいてす!
全体的には、うますぎの貝出汁味噌のうどんをいただいた印象!
毎日朝食にいただきたいと思ってしまいました!
ちなみに、貝バターもおもしろいですが、個人的にはなくても、というか、ない方がシンプルに貝の旨味を楽しめたかなーと思いました!
ここまであっさりした、でも滋味深く満足感のある一品は初体験でした!!
ごちそうさまでした!!!!

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2025年06月11日

本品はよしかわの出汁にど・みその味噌ダレを合わせたコラボ味噌ラーメンという事で、
まずスープのベースはよしかわの限定で出されていた「地蛤と帆立の潮そば」のようなアニマルオフ&貝オンリーの構成で、
ハマグリとアサリとホタテによる甘味&コハク酸の旨味がギュギュッと凝縮した、上品でクリアな和出汁となっています。
 
そこに仙台味噌や信州味噌などの辛口味噌をベースに複数をブレンドしたど・みその味噌ダレを合わせる事で、
グルタミン酸とコハク酸による旨味の多重構造を作り上げています。
 
塩分濃度は約1.9%とやや高めながらも塩味の角がなくまろやかで、優しくあっさりとした飲み口になっていますが、
とにかく旨味がブ厚いためにあっさりながらもフルボディのような強いコクと深みのある味わいに仕上がっています。
 
麺は熟成感のある手打ち式多加水角刃平打縮れ太麺。ど・みそでは浅草開化楼の麺で提供されたようですが、本品で使われているのはよしかわで提供された自家製麺で、
悩ましいムチモチのコシ、ツルピロに滑らかで瑞々しい官能的な舌触り、そして麺自体の旨味が攻撃性のない味噌スープと絶妙にマッチした、非常に秀抜な逸品となっています。この麺ヤバいですね。
 
付属トッピングには殻付き蛤と浅蜊の剥き身があり、ハマグリは大粒でブリッブリな肉厚の紛れもない地蛤。
煮汁と一緒に冷凍されているので、チラシに書かれている調理方法に倣って解凍し、パック内の煮汁から蛤と浅蜊だけを取り出してトッピングしましょう。
煮汁はスープに足すと二枚貝の旨味がグッとアップし、かつ塩味も抑えられるというスープ割り用にも使えるほか、そのまま温めて塩をひとつまみ加え、三つ葉を飾れば潮汁としても美味しく頂けます。
 
またあさり牡蠣バターは牡蠣と浅蜊をアッシェしてあり、スープに溶かすと牡蠣の風味と乳脂肪のコクが加わる味変アイテムとなっています。
 
よしかわは地元にもあるので実店舗でも頂いてきましたが、二枚貝の冷凍による影響と、あさり牡蠣バターの仕様と量には実物との違いをやや感じたものの、麺とスープは実店舗同様に素晴らしく、
個人的には味噌ラーメンの枠としてもラーメン全体の大枠としてもかなりのヒット作で、改めてよしかわは名店だなぁとしみじみ思いました。

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