元料理人で現コンサルなラヲタ ・40代/男性 2025年05月07日 心身ととのう昆布水 スープは地鶏をベースに魚介や椎茸なども使った旨味の多層構造となっており、ブレンド醤油のカエシによるキレとコクや爽やかな酸味も加わった、 スッキリあっさりとした無化調の淡麗醤油清湯となっています。 塩分濃度は約2.4%、Brix値は約7.9%と、甘味よりも塩味と酸味を主軸とした構成で、後に旨味を追撃する昆布水とのバランスを考えられたチューニングにされているようです。 麺は隣町にある心の味食品の多加水角刃平打中太ストレートを使用。 瑞々しいツルツルの麺肌とアシのあるしなやかなノビ、プリモチのしっかりとしたコシの強さが特徴的。 昆布水つけ麺ではオーソドックスな細さで、スープや昆布水と抜群の絡みをみせます。 昆布水はガゴメ昆布のフコイダンによるトロみが強いタイプで、麺をスープに浸さずそのままや塩でも美味しく頂けますが、 塩を使うなら岩塩ではなく、天日塩や藻塩など海の塩のほうが海産物同士で相性が良く、素材をより引き立てられます。 なおお店のお勧めだと、最初は麺だけで頂き、次に麺をスープに1/3ほど浸して頂くと、昆布のとろみ成分が分離せずに頂けますよと案内されましたが、 実店舗では昆布水は別容器で提供されたので、最初から麺に入れずに好みのタイミングで好みの量を足し、スープ割用に残しておくという食べ方もよいと思います。 最初から全がけすると、粘りが強く麺にガッツリ絡むため、スープに割れるだけの十分な量が残らないかもしれないので、スープ割をしっかり楽しみたい場合は別容器にしたほうがよいです。 個人的には塩、山葵、柑橘を麺に直接かけて、別容器の昆布水に少々つけて啜る食べ方がお気に入りです。 付属トッピングは表面を香ばしく焼かれた豚肩ロースの低温調理レアチャーシュースライスが2枚と、老抽王で黒く染まったゴリゴリ食感のあまうま極太黒メンマが2本。 どちらも重ねてパックされていたため、チャーシューにメンマの色と味が移っていまっていたのが残念。 店主はほん田や篠はら、またキング製麺など小池グループでも経験を積まれたそうですが、メニューは醤油らぁ麺と昆布水つけ麺を二枚看板にするなど昆布水にも大きく注力されているそうで、 食後の胃もたれや不快感などが全くなく、毎日でも食べられそうな、まさに「ととのう一杯」になっていると思います。 3 役に立った レビューを共有
ハンドルネーム ・20代/未回答 2025年05月02日 美味しい 昆布水、麺、メンマ、チャーシュー、つけ汁どれも美味しかった。 つけ汁は芳醇な味わいで美味しいのだが、個人的にはどハマりとはいかなかった。 0 役に立った レビューを共有
スープは地鶏をベースに魚介や椎茸なども使った旨味の多層構造となっており、ブレンド醤油のカエシによるキレとコクや爽やかな酸味も加わった、
スッキリあっさりとした無化調の淡麗醤油清湯となっています。
塩分濃度は約2.4%、Brix値は約7.9%と、甘味よりも塩味と酸味を主軸とした構成で、後に旨味を追撃する昆布水とのバランスを考えられたチューニングにされているようです。
麺は隣町にある心の味食品の多加水角刃平打中太ストレートを使用。
瑞々しいツルツルの麺肌とアシのあるしなやかなノビ、プリモチのしっかりとしたコシの強さが特徴的。
昆布水つけ麺ではオーソドックスな細さで、スープや昆布水と抜群の絡みをみせます。
昆布水はガゴメ昆布のフコイダンによるトロみが強いタイプで、麺をスープに浸さずそのままや塩でも美味しく頂けますが、
塩を使うなら岩塩ではなく、天日塩や藻塩など海の塩のほうが海産物同士で相性が良く、素材をより引き立てられます。
なおお店のお勧めだと、最初は麺だけで頂き、次に麺をスープに1/3ほど浸して頂くと、昆布のとろみ成分が分離せずに頂けますよと案内されましたが、
実店舗では昆布水は別容器で提供されたので、最初から麺に入れずに好みのタイミングで好みの量を足し、スープ割用に残しておくという食べ方もよいと思います。
最初から全がけすると、粘りが強く麺にガッツリ絡むため、スープに割れるだけの十分な量が残らないかもしれないので、スープ割をしっかり楽しみたい場合は別容器にしたほうがよいです。
個人的には塩、山葵、柑橘を麺に直接かけて、別容器の昆布水に少々つけて啜る食べ方がお気に入りです。
付属トッピングは表面を香ばしく焼かれた豚肩ロースの低温調理レアチャーシュースライスが2枚と、老抽王で黒く染まったゴリゴリ食感のあまうま極太黒メンマが2本。
どちらも重ねてパックされていたため、チャーシューにメンマの色と味が移っていまっていたのが残念。
店主はほん田や篠はら、またキング製麺など小池グループでも経験を積まれたそうですが、メニューは醤油らぁ麺と昆布水つけ麺を二枚看板にするなど昆布水にも大きく注力されているそうで、
食後の胃もたれや不快感などが全くなく、毎日でも食べられそうな、まさに「ととのう一杯」になっていると思います。