元料理人で現コンサルなラヲタ ・40代/男性
2025年12月02日
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刺すような辛みから、後味爽やかな唯一無二の味わい。インドカレーの草分け的存在として、カレー業界でも大きな影響力を持つデリー。有名コンビニ店とのコラボなども実施され、知名度も抜群だ。
袋を開けた瞬間から、サラリとしたカレーソースから発する、一体を覆う複雑なスパイスの香りが食欲をそそる。決して自宅では再現することが難しい、スパイスは香りのみならず、口にした瞬間、鋭い辛みが全身を駆け巡る。驚くべきは、食べ終わりの後味の爽やかさ。刺すような辛みは、ただ辛いだけではなく、ジワジワと様々な香り、スパイスの旨みが押し寄せる。食べ進めるほどに、その中毒性は強みを増し、口へ運ぶスプーンが止まらない。更に嬉しいのが、「香りのスパイス」がついており、温めたカレーにふりかけると香りが際立ち、鋭さが更に増し、中毒性は倍増する。刺激を求める人には、絶対的オススメ商品!
トロトロほろほろの超絶品牛ホホ肉は、驚きの1人前150グラム。そのまま食べても十分に満足できるレベルの質と量。長時間煮込まれた、牛ホホ肉を、サラリとしたカシミールカレーに絡めると、肉の旨みをしっかりと感じながら、辛さも同時に楽しめる。付属のライスもまるで炊き立てのようなみずみずしさと、甘みで、肉、カレーソース、米の最強三位一体が完成する。
当時まだ馴染みのなかった、現地のスパイスを使ったインドカレーを創業したデリー。創業者・田中敏夫、やす代夫妻の二人三脚で味の研究、ブラッシュアップを続け、現在のデリー、ひいては日本国内のインドカレーの礎を築き上げる。創業当初から、インドの味を損なず、日本の風土、日本人の味覚に合わせた形にチューンナップし、毎日食べても飽きないカレーを提供してきた歴史を持つ、いわば日本のインドカレーの草分け的存在と言えるだろう。「お店で提供するカレーそのもの」を全国のデリーファンに届けます!
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| 店舗名 | デリー |
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| 住所 |
〒
113-0034
東京都文京区湯島3-42-2 |
| 電話番号 | 03-3831-7311 |
| 営業時間 | 11:50〜21:30(L.O.) |
| 定休日 | 無休 |
田中 源
受賞歴
カレーソース、具材、ご飯、スパイス
◎ゆでたまご/◎じゃがいも/○チーズ
☆お店と同じ味を楽しむ具材 ◎お好み ◯味変533g(カレーソース180g、具材150g、ご飯200g、スパイス3g)
カレーソース(にんじん(中国産)、トマトケチャップ、おろしにんにく、ソテーオニオン、アップルソース、カレーパウダー、チキンコンソメ、醤油、香辛料、乾燥マッシュポテト、ラード、食塩、おろし生姜/調味料(アミノ酸等)、香料、酸味料)、具材(牛肉(ブラジル産又はオーストラリア産)、こめ油、食塩、ブラックペッパー)、ご飯(米(国産))、スパイス(コリアンダーパウダー(国内製造)、クミン、ナツメグ、シナモン、カルダモン、クローブ、ブラックペッパーキャラウェイ)、(一部に小麦・牛肉・豚肉・鶏肉・大豆・りんごを含む)
熱量133kcal
タンパク質7.8g、脂質3.1g、炭水化物18.5g、食塩相当量0.74g
(サンプル品分析による測定値)
原材料表記枠内に記載(商品発送日より40日間)
要冷凍 -18℃以下
※本品は「えび・卵・乳成分」を含む製品と同じ場所で製造しています。
◆開封後はお早めにお召し上がりください。
◆賞味期限内にお召し上がりください。
◆湯煎時や麺茹での際は火傷には十分ご注意ください。
◆電子レンジや直接火にかけての解凍は絶対行わないでください。
元料理人で現コンサルなラヲタ ・40代/男性
2025年12月02日
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カシミールカレーはデリーのカレーメニューで最も辛く、辛味をストレートに感じられるようトロみをなくし、シャバシャバのスープ状にしているのが特徴です。
辛さの他にも、ブイヨンの深いコクと旨味、フルーティな甘味と酸味、クミン、カルダモン、コリアンダー、クローブ、シナモン、アドワラッスンなどのスパイスによる爽やかな香り、
チリの鋭くキレのある刺すような刺激など、多数の構成要素による緻密な計算によって味が作りあげられています。
また艷やかで黒みを帯びた色合いをしていますが、こちらは金沢カレーと同じようにカラメルと玉葱などで色味が付けられています。
ライスは辛口のカレーと相性の良い甘味の強いジャポニカ米を使用し、シャバシャバのカレーに合わせてやや硬めに炊かれています。
画像5枚目のような耐熱容器に入っているので、そのままレンチン解凍でOKです。
具材はホロホロと崩れるくらいに軟らかく煮込まれたゼラチン質の牛ほほ肉が大きなぶつ切りで4〜5個ほど別パックに入っています。
ただ銀座店で以前頂いた牛ほほ肉の味と違い、肉質と冷凍の関係かやや臭みが感じられた為、
気になる方は適度な大きさに解して、カレーをしっかり染み込ませてから頂くとよいです。
なお宅麺では牛バラ肉バージョンも販売されているので、そちらと食べ比べてみるのも面白いと思います。
またカレーに加える際、パック内に油分が溜まっているので、封を開けて直接流し込まずに、油が入らないよう具材だけ移すようにしましょう。残った油はラーメンの香味油や炒め物などに再利用出来ます。
その他マサラもたっぷり付いてくるので、よりスパイシーにキメたい方はお好きな量をお好みで。
シナモンが鮮烈に香るフレイバー重視のマイルドなマサラなので、これ以上辛くなる心配はありません。
デリーは全国的に有名な老舗ブランドで、暖簾分けされたお店やレトルト販売もあり、カシミールカレーも何らかの形で食べられた方も多くいると思いますが、初見の方はシャバシャバのスープ状と強い辛さにちょっとした驚きがあるかもです。
私は今回ラッシーを添えて万全の態勢で臨みましたが、実店舗のようにふかしたジャガイモをカレーに加えると、美味しい上に舌の逃げ場も出来るので、辛さ対策にもお勧めです。