元料理人で現コンサルなラヲタ ・40代/男性
2025年11月18日
11
6種類の味噌をブレンドした濃厚味噌スープに一際存在感を放つ牛蒡油。そこにインパクト抜群な自家製手もみ平打ち極太麺とカリカリ牛蒡チップスが合わさった唯一無二の一品。
価格
1,400
円
(税込1,512円)
スープは大量の銘柄豚のもち豚ゲンコツや豚肉、鶏挽肉など、厳選した食材から時間をかけて旨みが引き出されている。そこに6種類ブレンドした味噌を合わせる事で、パンチ力抜群な上、何層にも旨みが重なった味わい深いスープに仕上がる。さらに、これでもかというほど牛蒡の旨み香りが抽出された牛蒡油が足される事で、コク、マイルドさが加わり一気にラーメンのレベルを引き上げ、他に類を見ない『鶉』でしか味わえないスープが完成する。
こだわりの自家製麺は、北海道産優良品種の小麦『ゆめちから』をメインに『はるゆたか』『きたほなみ』『農林61号』等を季節ごとにブレンドしており、小麦の風味の豊かさと程よいコシが特徴的で濃厚スープに負けない存在感を放つ。また、ウェーブがかった麺が濃厚味噌スープをしっかりと絡ませることで、啜るごとに濃厚な味噌スープと小麦の旨みが口の中に広がる。手揉みならではの食感やスープとの調和を是非楽しんでいただきたい。国産肩ロースを使用したチャーシューは、食べ応え抜群でジューシーながらも歯切れが良く、吊るし焼き調理がほどこされているため口の中に心地の良い薫香が広がる逸品。付属の牛蒡チップスはカリカリ食感で非常にいいアクセントに!
自家製麺の超名店『麺や七彩』での修行後、他ラーメン店でも経験を積み、2015年1月19日満を持してオープン。TRYラーメン大賞では味噌ラーメン名店部門常連の実力を誇り、唯一無二の味噌らーめんで幾多のファンを魅了し続けている。ラーメンの味はもちろんのことながら、ご夫婦の接客や落ち着く店内など、ホッとできるお店となっており、是非お店に足を運んでいただきたいラーメン店である。
|
|
|
| 店舗名 | 東京味噌らーめん 鶉 |
|---|---|
| 住所 |
〒
180-0022
東京都武蔵野市境2-3-20 |
| 電話番号 | 0422-27-8383 |
| 営業時間 | 月曜日〜金曜日:11時~15時
|
| 定休日 | 日曜日 |
近藤 龍臣
好きなラーメン屋
受賞歴
麺、スープ、チャーシュー、ごぼう油、ごぼうチップス
☆もやし/☆ニラ/◎味たま/◎ネギ/◎玉ネギ/○山椒/○一味
☆お店と同じ味を楽しむ具材 ◎お好み ◯味変630g(麺200g)
麺(小麦粉、食塩、打ち粉(とうもろこし)/かんすい、酸化防止剤)、スープ(大豆、米、食塩、麦、みりん、醤油、味噌󠄀たまり、オイスター、酒精、リンゴ、玉ねぎ、にんにく、生姜、豚肉、豚ひき肉、鶏肉、鯖、にんにく、生姜、豆板醤、甜麺醤、花山椒、ラー油)、チャーシュー(豚肉、三温糖、にんにく、醤油もろみ、食塩)、ごぼう油(白絞油、ごぼう)、ごぼうチップス(ごぼう)
熱量163kcal
タンパク質7.5g、脂質6.4g、炭水化物18.9g、食塩相当量1.89g
(サンプル品分析による測定値)
原材料表記枠内に記載(商品発送日より40日間)
要冷凍 -18℃以下
※本品は「卵」を含む製品と同じ場所で製造しています。
◆開封後はお早めにお召し上がりください。
◆賞味期限内にお召し上がりください。
◆湯煎時や麺茹での際は火傷には十分ご注意ください。
◆電子レンジや直接火にかけての解凍は絶対行わないでください。
元料理人で現コンサルなラヲタ ・40代/男性
2025年11月18日
11
スープはゲンコツ、節、羅臼昆布などを段階別に炊いた深みのある動物魚介清湯に、江戸味噌などの赤味噌を中心に複数ブレンドした味噌ダレを使用。
塩分濃度は約2.3%と高く、そのままの素の状態だと赤味噌の塩味のキレが際立ってややシャープに感じてしまいますが、もやしを炒めてスープで煮る事により、
炒め野菜の香ばしさと甘味が溶け出して味噌の風味とコクがグッと引き立ち、塩味の角が取れてこのラーメン本来のまろやかで優しい味わいに仕上がります。
また付属の牛蒡油は説明書きにもある通り、先に丼に落としておいてからスープを注ぐ事で、
油がスープ全体に回り、牛蒡の香りがフワっと立ち上ります。
無化調のため、一般的な味噌ラーメンからイメージするような分かりやすく力強い旨味というものはありませんが、
その代わりに味噌、ガラ、乾物など各々の食材から抽出したアミノ酸と核酸の組み合わせによる、
ナチュラルな深い旨味と仄かにフルーティな甘味が、塩味の奥からじんわりと舌に伝わってきます。
札幌味噌のような「濃厚」で「パンチ」のあるタイプとは異なる、雑味のない「深み」と、芳醇な「風味」が感じられる、繊細で心落ち着く和の味となっています。
麺は自家製の多加水極太平打麺。手もみによるスープの持ち上げが良く、国産小麦ブレンドの甘味と香りが抜群で、
麺肌は瑞々しく滑らかツルツル、表面はふんわり内部はモチシコの2層構造のコシ、噛む場所によって厚みの異なる飽きない食感の変化、平打のピロピロとした官能的な啜り心地など、
麺の魅力と楽しさが散りばめられたような目を瞠る逸品です。
付属トッピングは豚肩ロースチャーシューの厚スライスが2枚。
スモーキーに吊るし焼きした焼豚タイプで、余計な水分を落とす事により肉の旨味が凝縮した、ムッチリ弾力のある格別の一品。
牛蒡チップはカリカリとした食感がアクセントとなっており、ブリッブリの豚粗挽肉はスープと一緒にパックされています。
なお唐辛子と山椒が味変として非常に良く合います。
鶉は味噌専門店の中でも特に好きなお店で、スープ、麺、トッピングの全てにおいて一切妥協しない細部への拘りや、比類なき個性の創出など、リスペクトする部分は数多くありますが、
その中でも何より麺が大好物で、最近の宅麺リリースの中では個人的に一番嬉しかった商品かもしれません笑
とにかく非常にデリケートな麺なので、お湯は2リットル以上たっぷりと沸かし、茹で始めたらいきなり解そうとはせず、
最初の2分位は完全放置、2分を過ぎたあたりで初めて軽く解すようにし、後は対流で勝手に泳がせ、指定時間通りしっかりと茹でましょう。
箸で弄れば弄るだけ麺を傷付け味も食感も劣化するので、麺にはなるべく干渉せず、
自由放任に育てる事が麺本来のポテンシャルを損ねずに茹であげるコツです。
またスープもそのまま丼にあけても実店舗の味は再現出来ないので、必ずもやしやニラなどの野菜を強火でしっかり香ばしく炒めてからスープでひと煮立ちさせ、
それから牛蒡油入りの丼に注いで、麺と野菜とトッピングを盛り付けて仕上げましょう。
そうする事でお店で提供される実物の味に近い、味噌と牛蒡と野菜の香りが立ち上る、最後まで熱々の本物の一杯に近付ける事が出来ます。